中国での日本酒市場黎明期に日本酒文化を伝えた日本酒エバンジェリスト

1974年三重県生まれ。筑波大学工学システム学類卒。
1998年に名古屋の老舗蔵元「ねのひ」入社、2000年から同社の北京代表部に配属され中国での日本酒販売に携わる。2005年に北京で起業し、「焼酎ダイニングバーMANZO」を立ち上げ。2年後には「地酒ダイニングバーsakeMANZO」を出店、北京初の日本酒専門居酒屋として多くの日本酒ファンを生んだ。その後sakeMANZOは2店舗を展開、日本酒イベントを数多く企画し、以後中国における日本酒エデュケーターとなる人材を育て、日本酒文化啓蒙の拠点となった。
2008年には福岡にて日本酒専門商社「株式会社和醸」を立ち上げ、同時に北京を中心に中国での日本酒卸売業にも着手。日本の蔵元から中国の飲食店まで一貫して自社管理できる輸出・販売ルートを確立し、日本全国およそ30蔵の日本酒、焼酎、梅酒を中国へ輸出した。
2014年から中国で日本酒の日を作ろうという意欲的なイベント「元旦!日本酒祭り」を企画・実施。
北京で初めての大規模ToC試飲イベント「SAKE CARNIVAL(清酒嘉年华)」も実施、2016年には18蔵が北京で試飲ブースに立ち、700人の日本酒ファンが押し寄せた。
その後、事情により全事業を中国人日本酒ファンに売却し帰国。上記の飲食事業(sakeMANZO)、輸出・卸売事業(和醸)は現在も続けられている。
2024年に株式会社留盃を立ち上げ、中国向け輸出サポートや日本での新規事業を検討中。
2009年〜2016年 ジェトロ北京事務所の農林水産・食品分野コーディネーター
2012年 内閣府国家戦略室(当時)より「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」に選出され、古川大臣より感謝状を授与される
2012年〜2016年 IWC(International Wine Challenge)にて日本酒部門審査員に参加
WSET SAKE level 3
Sake Diploma
利き酒師、日本酒学講師
中国語:ネイティブレベル、英語:日常会話
顧問:松崎晴雄
株式会社SAKEマーケティングハウス 代表取締役
日本酒を世界へと羽ばたかせた、業界の第一人者

1960年横浜市生まれ。上智大学外国語学部卒業後、西武百貨店入社。売り場とバイヤーを担当。平成9年酒類ジャーナリスト・コンサルタントとして独立。著書に「日本酒のテキスト」(同友館)「日本酒ガイドブック」(柴田書店)「the SAKE BOOK(英語対訳つき)」(実業之日本社)。福島県、静岡県、愛媛県の清酒鑑評会審査員、長野県、佐賀県の原産地呼称管理委員会審査委員のほか、「全米日本酒歓評会」「International Sake Challenge」「CINVE」等、国際的な日本酒コンペティションの審査員を担当。日本酒輸出協会の会長も務める。